HOME > 特別寄稿 藤薫ビューティコラム

特別寄稿 齋藤薫コラム

特別寄稿 齋藤薫コラム

毛穴に新事実! …毛穴エイジングケアは、むしろこれからが本番かもしれない。

30代の肌悩みNo.1が、“毛穴の目立ち”なのはなぜ?

アーティチョーク

 人の体や肌のことは、もうすべてが解明済み……何となくそう思っている人が多いけれど、じつはまだ解っていないことがたくさんある。
 たとえば、“白髪はなぜ生えるのか?”こんな重大なことが未だに不明だったりするのだ。原因がわからなければ、対処の方法も不明のまま。状況証拠を積み上げていくような、“間接的なケア”しかできていないということになる。もちろん根本原因までは解っていても、ズバリの解決策が長い間見つからないままのケースもある。
 そういう意味で、スキンケアの中でも目立って解決が遅れているのが、じつは“毛穴”だった。30代の肌悩みを聞くと、ダントツ1位が“毛穴の目立ち”。乾燥やシミ・そばかすよりも悩みとしてはるかに深刻なのは、まさしくズバリの解決策が未だにないから、なのではないか?
 それも毛穴ケアの歴史は意外に浅く、スキンケアにおいてひとつのジャンルができあがってから、まだやっと20年。女性たちが秘かに悩んでいた潜在的な悩みとしてクローズアップされてから、コスメ界も慌てて毛穴ケアを開発しはじめたが、それまで毛穴の目立ちは肌質だから、化粧品では解決しないとさえ言われていたのだ。

毛穴が目立つ根本原因、NF-κBって一体何?!

  だからひとたび毛穴ケアが生まれてからは、たちまち大変な盛りあがりとなり、前のめりの開発が進んだ。しかし“角栓ケア”はけっこう強引に角栓を引き抜くものもあって、毛穴をよけいに目立たせたとも言われるし、一方で“オイルコントロール”による毛穴ケアも、いたずらに肌を乾かすものが多く、毛穴ケアは迷走を続けてきた。
やがて“毛穴=皮脂分泌過剰”、あるいは“毛穴=角栓”という単純な見方はされなくなり、加齢による毛穴の目立ちは、たるみなどもひとつの原因であることがわかってきた。毛穴のエイジングが注目されてからは、大人向けの毛穴ケアも一気に進化を始めたのだ。それでも毛穴ケアが未だ発展途上にあることが、じつは最近になってまた明らかになったのだ。
 毛穴が目立つ根本原因は、皮脂でもたるみでもなく、じつはNF-κB(エヌエフカッパービー)というタンパク質が過剰に増えてしまうことにあるという事実が、あらためてクローズアップされたのだ。これは紫外線などの影響で、自らをコピー(転写)して増殖していく性質を持つタンパク質だから、その働きを止めないと、毛穴の老化が進み、毛穴は目立ついっぽう……ということになりがちだが、対処法は長い間見つかっていなかった。

毛穴エイジングケアは、むしろこれからが本番

続けることで答えをだすシンプルな4ステップ。

 でも、ここへ来てこの“NF-κB”の増殖へのアプローチがやっと始動したのだ。にわかに注目を浴びはじめたのが、なんと西洋の野菜「アーティチョーク」。この事実に着目した新しい毛穴ケアもすでに生まれてる。
 30代の肌は皮脂過剰もあるが、たるみもはじまっている。だからなにより毛穴に悩んでいる30代の肌と毛穴にターゲットを絞ったのがアンサージュ。
これを開発したのは、製薬会社として、100年の歴史を持つ、山田製薬。だから信じてみていいと思う。植物の力を本気で引き出すこの解決型のナチュラルコスメは、毛穴エイジングケアを明らかに進化させたのだから。
 何より、“NF-κB”への直接アプローチは、毛穴エイジングケアがむしろ“これからが本番”だということをはっきり物語っているのである。

齋藤薫/美容ジャーナリスト

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストへ。女性誌において、 多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー など幅広く活躍。近著に『人を幸せにする美人の作り方』(講談社)他、『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『The コンプレッ クス』(中央公論新社)など著書多数。

スキンケアでNF-κBの過剰増殖に挑む

濃密毛穴ケア アンサージュ

ご紹介いただいたように、NF-κBの過剰増殖に着目したスキンケア、アンサージュが誕生しました。

自然由来の対策エキスを可能な限り高濃度配合しています。
アーチチョーク葉エキスの主成分「シナロピクリン」が毛穴のエイジングメカニズムに挑みます。

アンサージュ商品ラインナップ

ページの先頭へ